吃音について 吃音の症状分類

吃音の症状分類

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吃音のタイプは大きく4つに分けることができますが、これらはいつもはっきり独立しているわけではありません。連発性と難発性が混ざってあらわれる人もいれば、4種類のどもりかたを全部示す人もいます。

 

 

連発性吃音

言い始めの音や音節、ことばの出だしや語の部分を繰り返して言うものをさします。例えば「こ、こ、これ」「や、や、やきゅう」「なな、ななつやすみ」「ぶらん、ぶらんこ」など。

 

難発性吃音

発音しようとする時に、声がつまってどうしても出てこないものをいいます。特定の音(例えばカ行音やタ行音など)が出にくく、話すときに不自然に間があいたり、つかえたりする。 例えば「あなたのお名前は?」と聞かれても、「山田」の‘や’が出てこなくなって黙った状態になるものをいいます。

 

中阻性吃音

話しの途中で急に声が出なくなってしまうものをさします。
例えば「おはよう……ございます」や「ありがとう……ございます」の様に、「おはよう」や「ありがとう」の後の「ご」の音がスムーズに出て来ない状態になるものをいいます。

 

伸発性吃音

伸発性吃音の特徴としては「こーーーんにちは」というように、言葉の最初の部分が長く引き伸ばされた発音になるということです。発音そのものが少し間の抜けたように不自然に聞こえてしまうので、周囲の人々には、吃音とはいかなくても、なんらかの発音に関しての問題を抱えていることがわかる場合があります。

 

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