吃音 吃音改善メソッド 聴覚療法

聴覚療法

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聴覚療法とは

聴覚療法とは、遅延聴覚性フィードバック装置DAFを用いたトレーニングを行うことによって、正しい聴覚フィードバックを取り戻し、朗読や会話時の聴覚言語フィードバックの速度をコントロールすることにより、話し方や読み方に流暢性を持たせ、吃音症状の軽減、解消を促す方法です。

 

DAF装置

 

 

 

 

本格的にしゃべりの改善を目指す家庭練習用DAF

 

従来の吃音治療のように、他の言い易い言葉に変えたり、苦手な言葉の初語を伸ばしたり、呼吸の仕方で調節したり、リズムを取って発声したり、リラックスしてどもる症状をコントロールしたりするものとは根本的に違います。吃音の原因である言語機能の働きを、発話リード装置DAFを用いたトレーニングを行うことで、新しいスムーズな発話パターンを脳に刻み込むことで、ちょうど幼児が自由に言葉をしゃべれるようになる過程を短期間に再学習させ、正常な言語機能の働きを取り戻すことを目指すものです。

聴覚療法は吃音の症状を一時的に抑えたり、ごまかしたりというように症状を調整しようとするものではなく、原因から根本的にに治していくものです。いつでも自分のペースで流暢なしゃべりができるようになることが目標です。今まで他の言葉で代用していた苦手な言葉も言い換える必要がなくなったり、苦手な場面にも安心して臨めるようになり、自由に堂々と発言を楽しむこともできるようになることが最終目標です。

 

従来の療法との違い

 ①どもる症状をコントロールする方法を身に付けるのではなく、どもりの元になる聴覚障害の一種(聴きとり力不足)そのものを改善していこうとするもの。

②どもる症状自体を工夫してなくそうとするのではなく、幼児が自由に言葉をしゃべるようになる過程を、遅延聴覚性フィードバック装置DAFを用いて短期間に経験し直します。その結果、左脳と右脳が主導権を争っていた言語機能を正しい聴覚フィードバック領域である左脳側に分化させるという、自然の言語発達過程に沿った方法。

③したがって、どもりの症状が出なくなるので、吃音を工夫する必要がなくなるという、これまでの対症療法とは根本的に異なる画期的な治療法。

 

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