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吃音改善にトマティス理論

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耳で聴き取れない音は発声できない

あなたは英語の聴き取りは得意でしょうか? 学生時代、ヒアリングに続いてリピートしようとした時「今なんて発声したの」と思って発声できなかったことはありませんか?

フランスの耳鼻咽喉科の医師であったアルフレッド・トマティス博士は、1947年から開発、研究を重ね、1950年代にトマティスメソッドという理論を完成させました。この理論は「トマティス効果ー聴覚、心理、発声改善法」としてフランス科学アカデミーに登録され、聴覚および、コミュニケーション障害のリハビリ技術の基礎となりました。

 ・耳で聴き取れない音は発声できない
 ・聴覚の改善により発声にも変化が表れる
 ・聴覚の改善後、発声の改善も定着させることができる

 

聴き取り

    

あなたが英語をうまくリピートできなかったとしても、決して集中力が足りなかったわけでも頭が悪いわけでもなかったのです。

ただあなたは、何と発声しているか聴き取れなかっただけなのです。つまり英語を流暢に話せるようになりたいのなら、まずはしっかり聴き取れるようになることです。

 

しっかり聴き取れることが吃音者に必須

同じように吃音の人が苦手な言葉がスムーズに言えないのは、あなたの耳がまだ苦手な言葉を正確に聴き取れていないからなのです。日本人ですから母国語である日本語を聴き取れていないなんて思ってもいないことでしょう。しかし、実際には聴き取れているつもりになっているだけかもしれないのです。

苦手なフレーズの第一声の発語タイミングにはじまり、リズム、イントネーション、アクセント、音の高胃・低いなど正確に発声音が聴き取れていないかもしれないのです。
したがって、あなたの苦手な言葉をスムーズに言えるようになりたいと思うなら、まず最初にやることは、スムーズに発声している音見本を繰り返し聴いてみることなのです。つまり、耳を見本音に慣らすことから始めなければならにのです。

「聞こえていると聴き取れている」の違いは大きいので、しっかり見本音に耳を傾けましょう。

 

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