はじめまして。
私は長年、吃音や病気の後遺症などのために、話しことばに問題を抱えていらっしゃる方々の指導に携わってきました。
成人の100人に一人、幼少期には20人に一人吃音の症状がみられると言われています。
吃音矯正のための施設や指導法は全国にたくさんありますが、いまだ確固たる原因論や治療法が確立されていないのが実情です。
現在は吃音も障害者認定の申請が可能になっています。吃音者が障害者手帳取得を望むか否かは個々人によって違うかと思いますが、吃音が仮に障害と認められたとしてもやはり一番に望んでいること、それはスムーズに話せることでしょう。
吃音や病気の後遺症などのために、話しことばに問題を抱えていらっしゃるみなさんが、私の発信する情報により、少しでもしゃべりのスムーズさが増して、より積極的な生活が送れるようになっていただけたらなら大変嬉しいです。
情報発信において心がけていることは、治療法に関してはできるだけエビデンス(*1)に基づいた吃音改善・解消法を重視して提供することです。
また、長年の指導体験から吃音者が役立ったと報告してくれた吃音対処法・改善法をお知らせしたいと思います。
*1.エビデンスとは、科学的根拠のことで、統計学的データをもとに解釈されるもの。