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先生になりたいー吃音青年の挑戦

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吃音と向き合う

2012年にスタートした、障害者のための情報バラエティー「バリバラ」。先生を目指す吃音青年の挑戦が2016年11月27日に放送されました。後日紹介された記事の一部をご紹介します。

スタジオに登場した大学生の八木智大さんは、高校1年の時に、大阪吃音教室の仲間と出会って衝撃を受けた一人。それまでどもるのが恥ずかしくて人と関わりたくなかったという八木さんだが、今は、大学の授業でも吃音を隠すことなく積極的に発言している。

将来の夢は、小学校の教師になること。
番組では、そんな彼の夢を応援すべく、小学校高学年の子どもたちを相手に模擬授業を行ってもらうことに。八木さんが選んだ教科は英語。手始めに自宅で自己紹介の練習。「マママママママイ、マイネームイイイイイイ・・・」まず自分の名前を言うだけで、なんと35秒もかかってしまった。そこで八木くんが取り出したのは、メトロノーム。リズムにあわせてもう一度挑戦すると、今度は5秒で言いきることができた。これなら何とかなりそうだ。

 

授業

 

準備を重ねて臨んだ本番。生徒たち9人を前に、いよいよ初めての授業がスタートした。八木さんは、自己紹介でまず自身が吃音であることを公表。英語の自己紹介では少しどもったものの、小学生の理解にも助けられ、順調に授業が進んでいく。秘策メトロノームの出番もないまま、模擬授業は無事に終了。生徒の評判も上々で、自信をつけた八木さん。「教師になりたい」という思いはさらに強まった。

 

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